今回は、北口塾の金子先生が桜にちなんだ文を書いてくださいました。
今日(4月7日)の嵐で、美しく咲いていた桜の花が、ほとんど散ってしまい、残念に思っています。春が来るたびに、多くの人々を楽しませてくれる桜。古くから人々は桜の美しさを誇るために、“桜言葉”を作り、残しています。
桜にまつわる素敵な言葉を探してみました。
花明かり・・・(桜の花の咲き乱れる所では、夜でもほのかに明るく見えること)
花あらし・・・(桜の花があらしのように散ること)まさに今日の春の嵐で花が散る様子です。
花がすみ・・・(遠くに群がって吹いている桜の花を霞に例えて言う言葉) 花曇り・・・(花が咲くころの曇り空)
花時・・・(春、種々の花、特に桜の花の咲く時期。3月下旬から4月上旬の頃かな) 花冷え(桜の花の咲くころに来る寒さ)
花吹雪・・・(桜の花びらが乱れ散るさまを吹雪に例えて言う言葉。桜吹雪ともいう。)
花むしろ・・・(散った花びらで織りなした敷物。花ござともいう。) 他にもありますが、どれも心に響く美しい言葉です。
西宮の桜の名所として有名なのが夙川公園一帯です。夙川の両岸約3キロメートルに渡って桜並木が続いています。川面に写る桜。うららかな春の散策にぴったりでした。4月3日(日)「第50回西宮さくら祭」が行われました。今年は会場を拡大し、苦楽園会場、夙川会場、越水会場の箇所でした。各会場で、ジャズ演奏、桜巡りミニツアー、観桜茶会、夙川今昔風景パネル展、コンサート、こども絵画写生会、お花見ウオークなど多彩なイベントが行われました。桜のライトアップなど新しい企画もされて多くの人々が桜に見惚れ、春のひとときを楽しく過ごしていました。