どうやったら勉強のやる気が出るのでしょうか?と悩まれているお母さん方も多いと思います。塾ではそんな心配とは裏腹に、昨日は驚くほどのやる気スイッチの入った2名の男の子がいました。

一人は、普段はなかなか宿題もやって来ない中2の男子生徒さんの話です。

課題テストを明日に控え、塾で用意したテスト対策のボリュウムのあるプリントをあっという間にやってしまい、溜まっていた宿題も猛スピードでこなしていました。120分間ノンストップです。担当の先生も、「興味のあることはやりだすと凄い!」と驚いていました。

これこそ男の子の特徴かもしれません。家では親が何度言っても勉強しないと漏れ聞いているお子さんも、やる気のスィッチが入れば素晴らしいエネルギーで普段気のすすまなかった勉強に没頭している!本当に不思議です。

もう一人は、いきなり自習室で勉強したいとやってきた中3の男の子です。課題テストも済みほっとしたいところを…それに甘んじないで黙々と勉強をする姿に、こちらも嬉しくなり顔の筋肉が緩むのを隠せませんでした。男の子は、本当に不思議です。

逆に、やる気のスイッチをoffにさせないためには、熱心さのあまりに何回も勉強しなさい!というのを控える事です。根気強く、我慢強くその気(勉強する)になるのを待つことです。本人が(勉強しなくてはいけないことを)一番よく分かっていますので、親は静かに見守っていて下さい。ただし勉強の環境作りはしっかりとしてあげて下さい。例えば、テレビはさっさと消したり、ゲームの管理やスマホ使用のルールを守らせたり・・・

例え少しの時間でもやる気スイッチが、何回も入ることを期待しています。