師走を迎え、2016年も残すところあとわずかです。塾生の皆さんにとっては、今年はどんな1年でしたでしょうか?目標に近づけたり、目標を達成できた一年でしたでしょうか?

私はいつもこの時期には、1年を振り返り、一人ひとりの塾生さん達の顔を思い浮かべながら、伸びてくれた子供さん、少し残念だった子供さんなど色々振り返ることがあります。その時に、伸びるお子さんに毎年ある共通の特徴があることに気づきました。

それは①素直さ ②緻密さ ③忍耐強さです。

①の「素直さ」とは、自分の間違えを認めて受け入れ、修正できる子供のことです。成績の伸びた子供さんは、演習問題やテストの間違えを、赤ペンで丁寧に直しその場で覚えなおしています。また、人の(先生や、周りの大人)助言を素直に聞き、改善しようしています。決して「無理。」「聞いてない。」「出来ない。」とは言いません。

②の「緻密さ」とは、ケアレスミスや問題の見落としや読み落としが無く、正確に丁寧に仕事・作業出来る子供です。そしてその時、は一心に今やることに集中しています。さらにそれに、スピードが加わればいう事なしです。

この事は日常生活にも表れています。よく遅刻や忘れ物をする子、配られたプリントなどを無くしたりするのは「緻密さ」に欠けるところがあると言えます。

③の「忍耐強さ」とは、出来ないところや、自分の間違えやすいところを、すぐに諦めずに辛抱強く何度もやってみる子供です。どんなに苦しくても逃げたり、くじけたりせずに、食い下がってゆく事が大切です。

「後でする。」「めんどくさい。」はよくありません。